創立9周年の挨拶

拝啓
残暑の候、皆様におかれましては益々ご壮健のこととお慶び申し上げます。
平素は、格別のお引き立てをいただき、厚く御礼お申し上げます。

本日8月20日をもちまして、株式会社ビットマイスターは創立9周年を迎えることができました。これもひとえに皆様のご支援の賜物と心より感謝いたします。
第9期は、創業来、協力させていただいていた研究プロジェクト多くが中期計画の更新時期となり、新たな研究テーマに取り組み始められたことから、弊社もそれぞれの新規プロジェクトに対応した技術コンサルティング、検証用試作ソフトウェアの提供をしてまいりました。研究の初期段階における雲をつかむようなお話から、求められる要件をひとつひとつソフトウェアに落とし込んでいく過程は面白くもあり難しくもあります。
弊社の提案した方式、提供したソフトウェアが今後の研究に少しでもお役に立てたなら幸いです。

また、第8期より掲げてきた3つの中長期目標、“新たな技術領域への挑戦”、“新たな顧客の開拓”、“新たなサービス形態の創造”、の取り組みの一環として、一般向け自社アプリケーションサービスの試行を開始したほか、防災、農業、医療・介護といった複数のテーマ別の産学官連携プロジェクトへ参画し、保有技術の展開と、新規業務ノウハウの吸収に努めてまいりました。
創業10年目という会社にとってひとつの大きな節目を迎えるにあたり、色々試行錯誤した期でもありました。

 

第10期は、研究用のソフトウェアの受託開発に加えて、大学研究プロジェクトのIT化サポート、各種研究コミュニティの保守運営、そして博物館を始めとした学習教育機関向けのアプリケーションサービスの提供等、研究開発ITサービスの更なる展開を図ります。引き続き、本サービスの提供を通じて科学技術の発展と普及に寄与していきたいと存じます。

何卒、より一層のご指導、ご鞭撻、ご協力を賜りますよう、宜しくお願い申し上げます。

敬具

平成28年8月20日
株式会社ビットマイスター
代表取締役 笠原 勉

SHA-512/tのIV(初期化ベクトル)生成方法

元々は予定していなかったSHA関連ネタですが、折角なので残しておきます。

SHAの仕様が記述されているお馴染みのFIPS 180-4には、SHA-512/tというSHA-512をベースに、SHA-512の出力を任意のtビットに切り詰めるハッシュ関数についての記述があります。

その中にSHA-512/tのIV(初期化ベクトル、initialization vector)の生成方法も記述されていますが、いまいちピンとこなかったので調査を行いました。
その調査の結果を、備忘録代わりに残しておきます。

これを読んだあなたは、384を除く任意のtビット(t<512)のハッシュ関数が作れるようになるはずです(例えば、SHA-512/448とか)。

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SHAの仕様と実装比較(SHA-1編)

とあるソースコードを追っていたらsha_init()やsha_transform()をコールしている部分に遭遇し、飛んでみたら謎すぎた(実際は全く謎ではない)ので、SHA(Secure Hash Algorithm)について色々と調べてみました。

その調査の結果を、備忘録として残しておくための記事です。
長くなることを避けるため、あくまでSHAの仕様とその実装を見比べる程度にします。

今回はSHA-1編です。

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