MPTCPのパケットを眺めてみる(その1)

前回は、RFC 6824で定義されているMPTCPについて紹介しました。
今回は、TCPのオプション領域でやり取りされるMPTCPのシグナリングパケットを簡単に説明し、RFCで定義されているオプションのフォーマットとMPTCPのMP_CAPABLEが付いた実際のパケットを見比べてみようと思います。

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Multipath TCP(MPTCP)

Multipath TCP(MPTCP)は、複数のIPアドレス/インタフェースを同時に使用して通信することで、通信のスループットを向上させるという機能です。また、あるIPアドレス/インタフェースが使用できない状態になっても別のIPアドレス/インタフェースを使うことで、通信を継続できるという耐障害性も兼ね備えています。

そんな夢のようなMPTCPに触れる機会があったので、簡単にご紹介します。

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linux-crashdumpのアンインストール方法

Linuxのカーネルのデバッグに役立つlinux-crashdumpというツールがあります。
このツールは、カーネルがクラッシュした時にログ情報を保存してくれるので非常にありがたいツールです。また、インストールや設定も簡単です。

しかし、デバッグ完了後に元の状態に戻そうと、linux-crashdumpをapt purgeコマンドでアンインストールした後にマシンをrebootさせると、意図しないカーネルが立ち上がってきてしまうという事態に陥りました。

1年くらい前にも嵌ったのですが、対処方法を残すのを忘れてしまい、再度嵌ってしまったので、自分のためにもメモとして残しておきます。

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SHA-512/tのIV(初期化ベクトル)生成方法

元々は予定していなかったSHA関連ネタですが、折角なので残しておきます。

SHAの仕様が記述されているお馴染みのFIPS 180-4には、SHA-512/tというSHA-512をベースに、SHA-512の出力を任意のtビットに切り詰めるハッシュ関数についての記述があります。

その中にSHA-512/tのIV(初期化ベクトル、initialization vector)の生成方法も記述されていますが、いまいちピンとこなかったので調査を行いました。
その調査の結果を、備忘録代わりに残しておきます。

これを読んだあなたは、384を除く任意のtビット(t<512)のハッシュ関数が作れるようになるはずです(例えば、SHA-512/448とか)。

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