エンジニアも社会とともに(追記あり)

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先週の土曜日、JST社会技術研究開発センター主催の

  2回シンポジウム「科学技術と社会の相互作用」

に参加してきた。

€科学技術がどのように社会に影響をあたえるのか?
「なにが将来的に生じるかわからない」
「なにがわかっていないかわからない」
こんな不確実な要素に満ちた今日の社会的課題に科学技術がどう対処できるのか?
科学的技術論理やELSI(エルシーと発音するらしい)というキーワードで、生命科学技術、基礎研究、司法、様々な分野の識者が話題提供とともにディスカッションを展開した。

<追記>
社会技術研究開発センターのHPに当日の内容が掲載された。
シンポジウム概要報告
 ・「社会」のなかの科学技術:不確実性・社会的責任・ELSI €

ELSIEthical, Legal and Social Issues「科学技術が及ぼす倫理的・法的・社会的課題」

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『科学技術コミュニケーション』に横串会の試みが掲載される

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当ブログでも何回か取り上げたサイエンスコミュニケーションの交流コミュニティー
設立に至る経緯,趣旨,実践する活動、意義と課題,今後の展望について、会員100人突破を期に運営委員有志でまとめた報告書が、
JJSC(Japanese Journal of Science Communication)第5号に、掲載された。

私は「3.2 インターネットの活用」部分を主に執筆。
会の運営委員の一人として担当してるネット上でのコミュニケーション促進の場作りについて、いままでの構築概要とその効果を報告した。

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動くピクトグラムがインターネットの歴史を伝える

ピクトグラム。

トイレのマークや非常口のマーク。
子供でも大人でも言葉が通じなくてもマークを見ればそれが何を表しているかわかる。
シンプルだが強力なコミュニケーションツール。

そのピクトグラムを動かしてインターネットの歴史を伝える映像をみつけた。

インターネットに関する文献は数あれど、
これだけシンプルにまとめたものは初めて見た。

ピクトグラムを動的につかった表現は見事。

技術を伝えるとき必要な要素。
漏れなく無駄なく且つ魅力的に。
どうしたら上手くできるか、ピクトグラムは一つのヒントとなる。

ちなみに当社のロゴマークも一つのピクトグラム。
エンジニアの知恵と技術と魂をプログラムに吹き込む大切なインタフェース。
キーボードのキーである。(チロルチョコではない)

株式会社ビットマイスター ロゴ

科学の祭典「サイエンスアゴラ2008」で学術展示の考察

当ブログで以前お伝えした「サイエンスアゴラ2008」が終了した。

>科学の祭典「サイエンスアゴラ2008」プログラム公開

私はサイエンスコミュニケーション交流会である「横串会」の企画に参加。


「横串会」の企画はイベントに訪れた人たちへの交流スペースの提供と、
全国でサイエンス・カフェを開催している団体のポスター発表の支援。
”サイエンスコミュニケータ同士が実はコミュニケーション出来ていないのでは?”
との問題意識から「横串フィールド」を企画。
予想以上に出展ブースは盛況。交流を促進する当初の目的はほぼ達成できたと思われる。

本企画の総括は横串会の方から別途公開予定であるので、ここでは個別に感じたことを述べておく。

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科学の祭典「サイエンスアゴラ2008」プログラム公開

11月22日~24日の3日間、東京お台場にて開催される
「サイエンスアゴラ2008」のプログラムが発表された。

11月22日
11月23日
11月24日

サイエンス・アゴラは一言でいうと「科学と社会をつなぐ科学の祭典」。
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