新年のご挨拶

2014新年写真

謹賀新年

旧年中は格別のご厚情を賜り、誠にありがとうございました。

顧客のみなさま、業務パートナーの方々、社員を支えてくれたご家族のみなさま、お世話になった関係者の方々に改めて感謝申し上げます。

昨年は、研究開発サービスをより充実させるために、提供サービスの拡充と、パートナーとの協業関係創りに力をいれた一年でした。従来から携わってきた新世代ネットワーク研究にて開発中の通信プロトコルに、SDNやセンサーネットワークなどの最新技術を融合させるプロジェクトに取り組むなかで、ますます高くなる研究者の要望に応えるべく、自社メンバーのスキルアップを図りながら、装置開発、デザインといったソフトウェア開発以外の分野も含む幅広い領域のパートナーにも協力をいただき、サービス体制を強化してきました。

また、博物館や大学向けに、教育・学習分野の研究用システムの開発もいくつかお手伝いさせていただきました。生身の人間を扱う“学び”の研究を通じて、情報通信の世界とはまた違った難しさを経験し、われわれとしても多くのことを学ばせていただいております。

そして、研究室向けの統合コミュニティーウェア『LabCommons』は、東日本大震災関連の調査研究プロジェクトの一つに情報発信ツールとして採用いただきました。本コミュニティーウェアが震災復興の一助になれたなら幸いです。

技術表現研究所』では、研究評価方法の整理をするために、評価の基本論理を改めて学びながら、行政評価や研究評価における評価の設計、分析手法、最新事例等の情報収集を行いました。昨今、科学技術コミュニケーションの分野でも、その活動の評価についての議論を耳にすることが増えました。今後は、研究発表の機会の枠にとらわれず、科学技術を伝える活動に関する評価手法についても調査・研究を行っていきたいと考えております。

本年は、研究開発サービスを更に充実させるため、引き続きパートナーとのネットワーク創りに力を入れていくとともに、新規採用も視野に入れた自社リソースの拡充も進めて参ります。そして弊社の研究開発サービスを新たな顧客に届けられればと存じます。

何卒、より一層のご指導、ご鞭撻を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。

みなみな様にとって幸多い年になることを社員一同心よりお祈り申し上げ、新年のご挨拶とさせていただきます。

平成26年1月

株式会社ビットマイスター

代表取締役 笠原 勉