12月21日は皆既月食です

 2010年12月21日(火)、16 時 40 分〜 17 時 54 分に皆既月食が起こります。昼間に暗くなる日食に比べ、月食は夜に月が欠けるだけなので地味ではありますが、子供の頃に観るとそれなりに記憶に残ります。お子様のいる方は、国立天文台の皆既月食を観察しようキャンペーンに参加しても楽しいかもしれません。

 残念ながら関東地方南部は雨の予報ですが、運がよければ東の空に月が観測できます。
詳細な方位はここをクリック。(おはこん番地は!?API)

 続きは観測のコツを紹介します。
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東京理科大学 長谷川研究室ホームページリニューアル

東京理科大学長谷川研究室HP画像

東京理科大学の工学部に長谷川研究室という研究室があります。

長谷川研究室は「非線形システム工学」を専攻とし、
ユビキタスモバイルネットワーク/カオス/ニューラルネットワーク/大規模最適化といった分野の研究をしています。

先日この研究室のHPがリニューアルしました。

長谷川研究室ホームページ

リニューアルにあたりビットマイスターも一部お手伝いさせていただいています。

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『国立科学博物館サイエンスコミュニケータ養成実践講座』の紹介

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国立科学博物館サイエンスコミュニケータ養成実践講座」の今年度受講生募集が始まっている。

当講座は以下の資質・能力を習得することを目的としている。
1)サイエンスコミュニケーションの考え方を学び、専門外の人々と科学技術をわかりやすく語りあうためのコミュニケーション能力
2)専門家、一般の人々それぞれの立場から科学技術をとらえ、人と人をつなぐコーディネート能力

大学生(修士、博士課程含む)を主な対象としているが社会人の参加も相談に応じていただける。
私は一昨年、社会人(といっても限りなく無職だったが・・・)として参加し、無事認定証を受領した。

講座のカリキュラムは国立科学博物館のHPに掲載されているので詳しくはそちらを参照いただきたい。また、本講座に関連した科学系博物館を活用したサイエンスコミュニケーション活動についての研究論文も公開されているので興味があればこちらも目を通しておくと講座の目的や背景がより理解できるだろう。
科学コミュニケーターに期待される資質・能力とその養成プログラムに関する基礎的研究公式サイト

本エントリーでは、上記資料ではあまり触れられていないカリキュラム外での本講座の特徴・利点に関して、私の感じたことを参考までに挙げておく。

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『科学技術コミュニケーション』に横串会の試みが掲載される

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当ブログでも何回か取り上げたサイエンスコミュニケーションの交流コミュニティー
設立に至る経緯,趣旨,実践する活動、意義と課題,今後の展望について、会員100人突破を期に運営委員有志でまとめた報告書が、
JJSC(Japanese Journal of Science Communication)第5号に、掲載された。

私は「3.2 インターネットの活用」部分を主に執筆。
会の運営委員の一人として担当してるネット上でのコミュニケーション促進の場作りについて、いままでの構築概要とその効果を報告した。

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科学の祭典「サイエンスアゴラ2008」で学術展示の考察

当ブログで以前お伝えした「サイエンスアゴラ2008」が終了した。

>科学の祭典「サイエンスアゴラ2008」プログラム公開

私はサイエンスコミュニケーション交流会である「横串会」の企画に参加。


「横串会」の企画はイベントに訪れた人たちへの交流スペースの提供と、
全国でサイエンス・カフェを開催している団体のポスター発表の支援。
”サイエンスコミュニケータ同士が実はコミュニケーション出来ていないのでは?”
との問題意識から「横串フィールド」を企画。
予想以上に出展ブースは盛況。交流を促進する当初の目的はほぼ達成できたと思われる。

本企画の総括は横串会の方から別途公開予定であるので、ここでは個別に感じたことを述べておく。

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