なぜ IPv6 かというと、RTPのNAT超えを考えなくてよくなるから。
はなっから重大なハマりポイントなんだけど、ファームウェアを更新しないと IPv6 を一切しゃべってくれなかった。GUI で選択できるのにだよ。もうなにやってもだめで、このプロダクトはそういうシュルレアリスム作品かなにかかと思った。検証環境は 1.0.41.2 だから、それより古かったらとりあえずファームウェアをアップデートしよう。
なお、スクリーンキャプチャのうち、プライベートな項目はマスキングしてある。
いちおう BASIC SETTINGS と ADVANCED SETTINGS の画面キャプチャをのせておくけど、これはとくになにも関係ないと思う。もしだめだったら設定突合してみればいいかな。とくにTipsはない。FXS PORT に進もう。
まず Primary SIP Server のアドレスは [] でかこうんだ。かっこだけにな。これが最初の魔法だ。そうしないとコロンが内部でポート番号のデリミタと間違って解釈されたりすることがある。
つぎに Preferred Vocoder (in listed order) だけど、これはぜんぶ PCMU にする。いろいろ試したけどなぜかこれじゃないと失敗する。意味がわからないって?そんなのぼくだってわからない。
あとは SLIC Setting とか Caller ID Scheme とか Ring Tones をいじくった。スクリーンキャプチャを参考にしてほしい。
まったく通信しなかったり、片方の音しか聞こえなかったり、果たして通話できたときは奇跡かと思った。