アップストリーム版のMPTCPを試してみた

従来、LinuxでMPTCPを利用する場合「Linux Kernel MultiPath TCP project」が公開しているLinuxカーネルを使う必要がありましたが、アップストリームのLinuxカーネル 5.6以降でMPTCPが利用可能になりました。

現在、MPTCPの仕様は「RFC6824」で規定された”MPTCP v0″と「RFC8684」で規定された”MPTCP v1″の2つのバージョンが存在します。従来版は”MPTCP v0″にのみ、アップストリーム版は”MPTCP v1″のみに対応しており、”MPTCP v1″は後方互換性を持たないので、現時点では従来版とアップストリーム版でMPTCP通信を行うことができません。

従来版および”MPTCP v0″については、本ブログでも過去に以下の投稿しています。

今回は、Ubuntuでアップストリーム版を使った複数サブフローでのMPTCP通信を試してみました。
 
 

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創立13周年のご挨拶

残暑の候、皆様におかれましては益々ご健勝のこととお喜び申し上げます。

本日8月20日をもちまして、株式会社ビットマイスターは創立13周年を迎えることができました。これもひとえに皆様のご支援の賜物と心より感謝いたします。

第13期は、従来からの次世代情報通信関連の研究プロジェクトに加え、AI研究の評価検証システムや教育研究向けタブレットアプリケーションの開発の他、様々な分野の研究開発の支援を実施してまいりました。あわせて民間企業様からは、RPA(Robotic Process Automation )導入支援を始めビジネスアプリケーションの技術調査・検証の依頼をいただいております。

研究者支援事業につきましては、サイエンスコミュニケーション活動団体のコミュニティ支援、大学研究室のシステム保守、学術系クラウドファンディング事業者様と協業した新若手研究者支援、地元大学のオフィシャルスポンサー等々の事業を通じて、直接・間接的に研究者の方を応援させていただきました。

また、地域貢献の一環として埼玉大学様と埼玉県内企業様と産学官連携にて取り組んでいる防災関連の研究会では、「デジタルサイネージ型防災情報提供システム」が実運用の段階に入りました。今後、地元の公共施設を中心に設置を進めることで、地域防災の一助になれればと存じます。

第14期は、COVID-19の影響により多くの業界が甚大なダメージを受けている中での出発となりますが、お客様の事業がより良い方向に向かうために弊社の提供するソフトウェアが少しでもお役にたてるよう、社員一同、引き続き技術とサービスの向上に努めてまいります。

今後とも、より一層のご指導、ご鞭撻、ご協力を賜りますよう、宜しくお願い申し上げます。

敬具

令和2年8月20日
株式会社ビットマイスター
代表取締役 笠原 勉

Coursera Machine Learning with Raspberry Pi 4

Raspberry Pi で Coursera Machine Learning をやりたい人のための記事です。Octaveでグラフが表示されないエラーで躓いてる方は、Octaveの設定までスキップしてください。

まずRPiでできるのかという疑問があるかもしれません。できます。 なんなら Windows/Mac より Octave の環境構築がかんたんでおすすめの選択肢です。 Continue reading →

Fabric.jsのパスデータをPaper.jsで単純化する

Fabric.js を使用してCanvas上にフリーハンドで描いた線を toSVG
toJSON でシリアライズしてみると fabric.Path のベジェ曲線のデータが結構な量になることがわかります。 Paper.jspath.simplify を利用することで、 fabric.Path のデータ量を減らしてスムーズな線を簡単に描画することができました。

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Fabric.jsが出力するSVGを拡張して独自の属性を追加する

Fabric.js を使用してCanvas上にフリーハンドで描いた内容を fabric.Canvas
toSVG で出力してサーバに送信し、サーバ側で受信したSVG文字列を解析してあれこれしていたのですが、 toSVG で出力されるSVG文字列だけでは情報が足りない…なんとかSVGのなかに必要な情報をセットできないかな?ということがありました。

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