NextEPCを使ってEPCを構築する(ビルド編)

弊社は、「研究開発ITサービス」を行っているため、様々な実験システムに触れる機会があります。
その1つに、他社製のEPCとeNodeBが使用されているシステムがあり、このEPCではOpenEPCというソフトウェアが採用されていました。

OpenEPCの調査を続けているうちに、github上でソースコードが公開されているNextEPCというプロジェクトの存在を知り、各ノード間のインタフェースが堅持されているのであれば、もしかしたら比較的単純にNextEPCに置き換えられるのではないかと思い始めました。
そこで、既存システムのEPCをNextEPCに置き換えるべく悪戦苦闘したので、その内容を残しておきます。

Continue reading →

新年のご挨拶

謹賀新年

旧年中は格別のご厚情を賜り、誠にありがとうございました。
お客様、業務パートナーのみなさま、社員のご家族、お世話になったすべての関係者の方々に深く感謝申し上げます。

「研究開発支援サービス」の提供も10年を超えました。リピート率の向上に伴いお客様の要求も年々高くなっております。理論検証のための分析・計測用アプリケーション制作やシミュレーションソフトウェア開発だけに留まらず、研究発表を始めアウトリーチ活動までも見据えた効果的なデモンストレーションシステムの提案までをトータルで期待されることが多くなりました。
さらに研究プロジェクトの大型化、関係者の増加により、弊社メンバが全体調整的な役割を担うことも増えました。技術面に加えてプロジェクトマネジメント面での支援を強く求められていると感じております。
本年もより多くの要望に応えられるように社員一同、知識と技に磨きをかけていく所存です。

併せて、受託開発で培った技術は、自社プロダクトにより社会に展開していきます。
今年度もさいたま市のイノベーション技術創出支援事業に採択された研究開発を埼玉大学様と県内企業様と共同で実施しています。昨年度実施した自社プロダクトであるミュージアム向け展示解説アプリ「muBe」を活用したアプリ版の発展形として、今回はサイネージを利用した避難誘導システムを開発しました。今後は実証実験を重ね、実店舗への設置を目指します。

加えて、創業来続けてきた各種研究コミュニティ支援事業から一歩進めて、若手の研究者を直接応援していくような事業を他の支援企業様と協業して取り組んで行く予定です。

こうした新しい施策を通じて研究開発支援サービスをより充実したものにしていけたらと存じます。

より一層のご指導、ご鞭撻を賜りますよう、本年もよろしくお願い申し上げます。

皆々様にとりまして、新しい年がより幸の多き年となりますようお祈り申し上げ、新年のご挨拶とさせていただきます。

株式会社ビットマイスター
代表取締役 笠原勉

Pythonの辞書に dot notation でアクセスする

Javascript のハッシュマップはドット・ノーテーション ( dot notation )でアイテムにアクセスできますよね。でも Python の辞書ではそれができません。できたら便利だなーと考えていたらひらめいたので、 dict クラスを継承した dict2 クラスを作りました。

class dict2(dict): 
    def __init__(self, *args, **kwargs): 
        super().__init__(*args, **kwargs) 
        self.__dict__ = self 

コンストラクタ __init__() をオーバーライドして self.__dict__ に self を代入する行を加えました。ただそれだけです。

__dict__ はオブジェクトの書き込み可能なアトリビュートを格納するために使用される辞書またはその他のマッピングオブジェクトです。 self はまさに dict を継承したマッピングオブジェクトなので、アトリビュートを格納する __dict__ に self を代入すれば、ドット・ノーテーションでアトリビュートとして辞書のアイテムにアクセスできるようになるってわけです。

ピンとこなくても、とりあえず動作を見てみましょう。

Continue reading →

Raspberry Pi で気圧測定

Raspberry Pi Zero WPIMORONI Enviro pHAT という Raspberry Pi 用の環境センサを使って台風が接近する過程の気圧を測定してみました。

平成30年台風第24号が埼玉に接近した9月29日12:00から10月2日6:00まで10分毎の気圧をプロットしたグラフがこちら。縦軸が hPa 横軸が時刻です。

縦軸原点を0Paに取っていますが、変化がわかりにくいので原点を950hPaにしたグラフがこちら。

期待以上に精度良く測定できます。気圧変化の傾きを見ているだけで、台風が近づいて離れていくのがわかるので防災に役立ちます。オススメです。

ちなみに、 Enviro pHAT は Raspberry Pi の上に重ねるように接続すると、温度計が Raspberry Pi が発する熱に影響されるので、40ピンのケーブルで Enviro pHat と Raspberry Pi に距離を開けたほうがよいです。