前回でNextEPCの設定が完了しました。
今回は、UE情報の登録を行った後、NextEPCを起動します。
Author / shiro
NextEPCを使ってEPCを構築する(NextEPCの設定編)
前回でNextEPCを動作させるための事前準備と、NextEPCのビルドが完了しました。
今回は、NextEPCの設定を行います。
NextEPCを使ってEPCを構築する(ビルド編)
弊社は、「研究開発ITサービス」を行っているため、様々な実験システムに触れる機会があります。
その1つに、他社製のEPCとeNodeBが使用されているシステムがあり、このEPCではOpenEPCというソフトウェアが採用されていました。
OpenEPCの調査を続けているうちに、github上でソースコードが公開されているNextEPCというプロジェクトの存在を知り、各ノード間のインタフェースが堅持されているのであれば、もしかしたら比較的単純にNextEPCに置き換えられるのではないかと思い始めました。
そこで、既存システムのEPCをNextEPCに置き換えるべく悪戦苦闘したので、その内容を残しておきます。
Linuxにおけるpfifo_fastのTOSによる挙動
Linuxのqdisc(Queueing DISCipline:キューイング規則)でデフォルトで使用されるpfifi_fastを調べていたら、IPv4ヘッダのTOSフィールドに設定されている値によって挙動が変わるという仕様でした。そこでTOSの値を変えながら、色々と測定してみました。
MPTCPのパケットを眺めてみる(その2)
前回は、実際に送信されるMPTCPのMP_CAPABLEのパケットを眺めてみました。
今回は、ADD_ADDR、DSS、DSS FIN、MP_JOINのフォーマットと実際のパケットを見比べてみます。
MPTCPのオプションは、前回の内容を参考にしてください。