創業10周年の挨拶と御礼

 

納涼の候、皆様におかれましてはますますご壮健のこととお慶び申し上げます。

本日8月20日をもちまして、株式会社ビットマイスターは創業10周年を迎えることができました。
これもひとえに皆様のご支援、ご厚情の賜物と存じます。
顧客の皆様、業務パートナーの方々、社員のご家族、そして創業時お世話になったインキュベーションオフィス、起業支援機関、金融機関等、すべての関係者の方々に深く深く感謝申し上げます。

2007年の今日、‟最先端の研究成果を世に展開する”ことを目的として、研究活動をソフトウェア技術でサポートするべく「研究開発サービス」会社を立ち上げました。
工学系の情報通信研究の試作ソフトウェア開発の提供から始め、分析・計測用アプリケーションやシミュレーションソフトウェア開発、実証用Webシステム構築、検証用携帯端末・IoT装置の製造、そして研究発表時に必要となるデモンストレーションシステムの提案と、試行錯誤しながら徐々に受託する範囲を拡げてまいりました。
最近では、研究の構想段階から声をかけていただく機会も多くなり、新規アルゴリズム検証、OSS(オープンソースソフトウェア)の調査解析、導入予定技術の先行調査、研究成果の社会実装方法の検討等にも協力させていただいています。
さらに、各種研究コミュニティの運営保守、大学研究室のアウトリーチサポート、学術研究プロジェクトのIT化支援を通じ、研究環境を中長期的に支援する事業も行っています。

またサービス内容の拡充に伴い、提供先、対象分野も拡がりました。
国や大学等の公的研究機関に加えて、民間企業の研究所、新規開発を行うような部署からの相談も増えてきました。そして、対象分野においても、工学系の情報通信分野にとどまらず、情報学、物理学、計算科学、天文学、地球惑星科学、化学、科学教育・教育工学、博物館学等々、幅広い研究領域に携わらせていただいています。

この10年で弊社が関わった研究プロジェクトは100を超えます。提供した試作ソフトウェアや検証データは、研究者の方々の研究に使用され、その一部は論文となり、世界中の学会にて発表されています。また情報通信分野においては、国際的な標準化団体の標準規格文書への反映に寄与したものあります。近年では、改良を加えられたソフトウェアが災害現場や国際的なイベント会場で実際に使われる事例もでてきました。
弊社が提供してきたサービスによって‟最先端の研究成果が世に展開”され、その成果が科学技術の発展に少しでも貢献できたなら幸いです。

11年目となる今期は、積み上げてきたノウハウを大切にしつつ、“新たな技術領域への挑戦”、“新たな顧客の開拓”、“新たなサービス形態の創造”に取り組んでまいります。
主力の研究用ソフトウェアの受託開発にとどまらず、現在進行中の産学官連携のスキームを活用した協同開発に主体的に携わっていく他、自社内プロジェクトとして進めてきたサイエンスコミュニケーションに関わる研究や、一般向けスマートフォンアプリケーションプロダクトを社外に見える形で提供できるようにしていきたいと存じます。
今後ともお引き立てのほどよろしくお願いいたします。

平成29年8月20日
株式会社ビットマイスター
代表取締役 笠原 勉

新年のご挨拶

謹賀新年

旧年中は一方ならぬご愛顧を賜り誠にありがとうございました。
お客様、パートナーのみなさま、社員のご家族、お世話になった関係者の方々に深く感謝申し上げます。

昨年は、お客様の研究計画の更新に伴った新たな研究テーマの技術検証業務を多く承りました。いずれも研究の初期段階ということもあり、いただいた要件を極力速いサイクルで検証し結果を提供することで、研究者の方々が今後の方向性を検討しやすいよう尽力いたしました。

さらに、各種研究コミュニティの運営保守、大学のアウトリーチサポート、学術研究プロジェクトのIT化支援など、検証用試作ソフトウェアサービスに留まらない、研究環境を中長期的に支援していく事業を拡大させました。
おかげ様で、こうした研究活動に特化したサービスに興味を示して下さった新規の研究機関様からお声がけいただくことも増えてまいりました。

また、一連の研究支援業務にて培ってきた技術やノウハウを社会に展開するべく、自社アプリケーションサービス開発や、複数分野の産学官連携プロジェクトへの参加を積極的に実施してきました。国立科学博物館と協力して試行している、ミュージアム向け展示解説アプリ「muBe」は、今後も改善を重ねて利用館の拡大を図ってまいります。

本年は7月に創業10年を迎える節目の年となります。
積み上げてきた実績をベースに“新たな技術領域へ挑戦”し、新たな顧客を開拓”して、更なる“新たなサービス形態の創造”していくことで、引き続き科学技術の発展と普及に寄与できればと存じます。

本年も何卒お引き立てを賜りますようお願い申し上げます。

平成29年1月
株式会社ビットマイスター
代表取締役 笠原勉

創立9周年の挨拶

拝啓
残暑の候、皆様におかれましては益々ご壮健のこととお慶び申し上げます。
平素は、格別のお引き立てをいただき、厚く御礼お申し上げます。

本日8月20日をもちまして、株式会社ビットマイスターは創立9周年を迎えることができました。これもひとえに皆様のご支援の賜物と心より感謝いたします。
第9期は、創業来、協力させていただいていた研究プロジェクト多くが中期計画の更新時期となり、新たな研究テーマに取り組み始められたことから、弊社もそれぞれの新規プロジェクトに対応した技術コンサルティング、検証用試作ソフトウェアの提供をしてまいりました。研究の初期段階における雲をつかむようなお話から、求められる要件をひとつひとつソフトウェアに落とし込んでいく過程は面白くもあり難しくもあります。
弊社の提案した方式、提供したソフトウェアが今後の研究に少しでもお役に立てたなら幸いです。

また、第8期より掲げてきた3つの中長期目標、“新たな技術領域への挑戦”、“新たな顧客の開拓”、“新たなサービス形態の創造”、の取り組みの一環として、一般向け自社アプリケーションサービスの試行を開始したほか、防災、農業、医療・介護といった複数のテーマ別の産学官連携プロジェクトへ参画し、保有技術の展開と、新規業務ノウハウの吸収に努めてまいりました。
創業10年目という会社にとってひとつの大きな節目を迎えるにあたり、色々試行錯誤した期でもありました。

 

第10期は、研究用のソフトウェアの受託開発に加えて、大学研究プロジェクトのIT化サポート、各種研究コミュニティの保守運営、そして博物館を始めとした学習教育機関向けのアプリケーションサービスの提供等、研究開発ITサービスの更なる展開を図ります。引き続き、本サービスの提供を通じて科学技術の発展と普及に寄与していきたいと存じます。

何卒、より一層のご指導、ご鞭撻、ご協力を賜りますよう、宜しくお願い申し上げます。

敬具

平成28年8月20日
株式会社ビットマイスター
代表取締役 笠原 勉

新年のご挨拶

謹賀新年

旧年中は格別のご厚情を賜り、誠にありがとうございました。
顧客のみなさま、業務パートナーの方々、社員のご家族、お世話になったすべての関係者の方々に深く感謝申し上げます。

昨年は、継続して協力させていただいてきた研究プロジェクトの多くが研究計画の最終期を迎えたこともあり、研究成果の汎用機器への実装や成果発表用の可視化システム開発といった研究の社会展開に向けた支援を主に実施してまいりました。
並行して、お客様の次の中期計画の実行にあたり2020年前後を見据えた新たな研究テーマに対しての技術相談をいくつか承りました。本年以降これら研究プロジェクトの実現に貢献していければと存じます。

また、新たに複数の大学様の教育向け研究プロジェクトのシステムサポートを始めた他、無線通信事業者様にトライアルサービス用のアプリケーションを提供してきました。

本年も、研究開発サービスの提供を通じて科学技術の発展と普及に寄与し、お客様へより良いサービスを届けられるように、社員一同、技術に一層の磨きをかけていく所存です。

よりいっそうのご指導、ご鞭撻を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。

皆々様にとりまして、新しい年がより幸の多き年となりますようお祈り申し上げ、新年のご挨拶とさせていただきます。

平成28年1月1日
株式会社ビットマイスター
代表取締役 笠原勉

創立8周年のご挨拶

拝啓

避暑の候、皆様におかれましては益々ご健勝のこととお慶び申し上げます。
平素は、格別のご高配を賜りまして厚く御礼申し上げます。

さて、本日8月20日をもちまして、株式会社ビットマイスターは創立8周年を迎えることができました。
これもひとえに皆様のご支援、ご厚情の賜物と存じます。
顧客の皆様をはじめとして、業務パートナーの方々、社員のご家族、そして、お世話になった全ての関係者の方に深く感謝いたします。

第8期は、創業来携わってきた新世代のネットワーク分野を中心に多数の研究プロジェクトに協力させていただきました。異種有無線ネットワークの最適化技術検討、ID・ロケータ分離ネットワーク技術の拡張開発、複数の近距離無線を組み合わせた端末間情報伝搬システムの構築、IoT実験用機器開発等、いずれも近い将来、社会を支える大事な通信技術の研究です。こうした研究に弊社の技術が少しでも役立てたなら幸いです。

一方で、期首に掲げた3つの中長期目標、“新たな技術領域への挑戦”、“新たな顧客の開拓”、“新たなサービス形態の創造”、にも取り組んでまいりました。
新規の公的研究機関や、情報通信系企業の研究部門への横展開を図りつつ、研究開発サービスで培ったノウハウを活用して、大学の教育研究の新たな実証実験に参画しました。
超高齢社会において、QOL(Quality of Life)の向上を目指したさまざまな取り組みが、医療・介護分野で始まっていますが、持続的に心豊かに生きていくためには教育・学習分野のサポートもこれからは必要になってくるとみております。
運用中の博物館の学習研究と併せて、引き続き、教育・学習分野に力をいれていきます。

これまで弊社では、企業理念の一つである『最先端の研究成果を世に展開する』ために、研究者のみなさまが考えられた理論を実験用ソフトウェアやデモンストレーションシステムの形にして提供してきました。今後は、研究開発の結果が社会で実際に使えることを具体的に確認する「社会への実装」にも貢献していきたいと考えております。

将来的には、前述した教育・学習分野に加え、ヘルスケア分野等、超高齢社会に必要とされる分野の課題解決に、弊社の技術を活用していければと存じます。

今まで以上に新しい技術、異なる分野のノウハウの習得が必要になってきますが、この新たな活動を通して、もう一つの企業理念である、未踏の技術エリアに挑戦できる環境『技術者が持つスキルを最大限に発揮できるステージ作り』につなげていきます。

今年4月には新しい仲間が増えました。
家族が増えた社員もいます。

第9期も、研究開発サービスの提供を通じて科学技術の発展と普及に寄与し、お客様へより良いサービスを届けられるように、社員一同、知識と技術に一層の磨きをかけていく所存です。

何卒、より一層のご指導、ご鞭撻を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。

敬具

平成27年8月20日
株式会社ビットマイスター
代表取締役 笠原 勉