盆栽美術館で埼玉大学留学生と実証実験

さいたま市大宮盆栽美術館と埼玉大学の留学生に協力いただき、ミュージアム向け展示解説アプリ「muBe」を利用した災害対応防災情報システムの実証実験を行いました。

 

本実証実験では、外国人の方が展示鑑賞中に災害に遭遇したと想定し、手持ちのスマートフォンの展示ガイドアプリから災害情報を受け取り避難に至るまでの一連の流れを、実際の美術館を使って検証しました。

本災害対応防災情報システムは、スマートフォンとBLE技術を使った避難誘導システムです。
災害時にインターネットがつながらない時でも最低限の災害情報を受け取れるようになっています。
また、多言語化により、訪日外国人の方が観光施設を訪問した際にも、状況(観賞時・災害発生時・避難時)に応じて最適な情報をスマートフォンで受け取り、安全に避難できることを目指しています。

 

当日参加された留学生からはアプリについて様々なコメントを、また、館の関係者の方からは緊急時の情報発信の方法について貴重な意見をいただくことができました。
実験の結果を次の開発に活かしていきたいと思います。

 

参加された埼玉大学留学生のみなさま、盆栽美術館の方々、ご協力いただきありがとうございました。そして本システムを共同で研究している埼玉大学産学官連携協議会防災ビジネス研究会の関係者の皆様、お疲れさまでした。

なお、展示解説アプリ『muBe』は2018年3月まで盆栽美術館にて引き続き利用可能(※1)です。

 

アプリの利用可能ゾーンは屋外の写真撮影コーナーとなります。

 

盆栽美術館では3月14日(水)まで、春季特別展「シリーズ・現代の盆栽家 竹山浩 ー自然を巡る、雑木の匠」が開催中です。また3月16日(金)からは企画展「春の花もの盆栽展」が始まります。

春の盆栽を鑑賞がてら、是非『muBe』もお試しください。

(※1)予告なくサービスを停止することがあります。

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