VistaでPythonのCGIをやりたくて、環境を作った際のメモです。
1.Pythonダウンロード
2.Pythonインストール・環境設定
3.Apacheダウンロード
4.Apacheインストール・環境設定
5.CGIの設定
1.Pythonダウンロード
http://www.python.org/download/
—
Python 2.5.2 Windows installer
(Windows binary — does not include source)
—
のところをクリック
2.Pythonインストール
ダウンロードしたファイルで簡単にインストールできると思います。
インストールした後、コンソールからpythonを実行できるように、
システムのプロパティの環境変数Pathに、
Pythonのインストールディレクトリを追加してください。
コマンドプロンプトを開いて、
> python --version
で正しくバージョン番号が出てきたらインストール成功です。
3.Apacheダウンロード
私は、
http://www.meisei-u.ac.jp/mirror/apache/httpd/binaries/win32/apache_2.2.9-win32-x86-openssl-0.9.8h-r2.msi
を選びました。
ちがうバージョンは、
ここから探してみてください。
4.Apacheインストール・環境設定
WindowsVistaにApache2.2をインストールする
によれば、Vistaでは管理者権限のコンソールから
インストールするといいらしいので、それでインストール。
適当なServerNameを入れて起動したらエラーになったので、
SeverNameをコメントアウト(エラーになると自動でそうなるみたい)。
それでもポート80にbindできない旨のエラーが出るので、
Listen 127.0.0.1:80
で起動。http://127.0.0.1/でIt works!が表示されればOK。
他のマシンから見えるようにするには、
Listen 192.168.0.1:80
とかにする必要があると思います。(そのときのURLは、http://192.168.0.1/)
(ListenでIPアドレスを指定しないとうまくいかないのは、VMWareとかで複数のインタフェースがある私の環境のせいかもしれません。)
5.CGIの設定
Apacheのhttpd.confの中に
ScriptAlias /cgi-bin/ “C:/云々
と書いてあるところがありますが、そこで指定されているディレクトリに、
pytest.pyというファイル名で、次のようなファイルを作成してください。
#!C:\Python25\python.exe
print "Content-type: text/plain"
print
print "CGI-Python Available"
ファイルを置いたらブラウザから
http://127.0.0.1/cgi-bin/pytest.py
(127.0.0.1のところはListenに指定したアドレス)
でアクセスして
CGI-Python Available
が表示されれば成功です。
なお、上記ファイルの先頭にあるのは、Pythonのフルパスですので、
各自環境に合わせて変更してください。
※こちらを参考にしました。
pythonのパス指定やブラウザに入力するURLなど、
間違えるとうまくいきませんので気をつけてください。