私が家でノートパソコンをいじっていると、そろそろ１歳半になる娘がうれしそうにやってきてキーボードを叩きまくります。（時にはリモコンを握ったまま。）
そういう時は、パソコンが変な状態にならないようにWindowsキー＋’L’キーを押してワークステーションロックをかける（もちろんリモコンは取り上げる）のですが、
　・２つのキーを押さないといけないので、とっさにはやりにくい。
　・ロック中の画面は子供にはあまり面白くない。
ということで、簡単にロックできて、ロック中の画面に好きな画像が表示されるプログラムを作ってみました。
お正月休みの間、お子さんとの遊び道具のひとつとして楽しんでみてください。

ダウンロードはこちら
同梱した画像はこちらのサイトのものを利用させていただいています。

【動作環境】
　Windows Vista ＆ XP

【注意事項】
　このプログラムは起動している間、キーボード入力を横取りするためのDLLをシステムに設定します。お使いのセキュリティソフトによってはその動作がブロックされて正しく動作しない可能性があります。おかしな動きをするようなら、Ctrl+Alt+Delキーを押してタスクマネージャを起動するなどしてプログラムを終了させてください。

【動作説明】
　上記リンクのファイルを適当なフォルダに展開してください。（すみません、そのうちインストーラ作ります。。）
　exeを実行すると、タスクトレイに常駐します。（すみません、味もそっけもないアイコンで。。）
　起動中にCtrlキーを1秒以内に3回押す（離す）とロックされます。（もし何回Ctrlを押してもロックされないようなら、セキュリティソフトにブロックされたか、バグです。）
　ロック中は、exeがあるフォルダにあるimgフォルダ内の画像を表示します。キーボードを適当に10回くらい押すとimgフォルダ内の画像(jpgのみ)を順番に表示します。画像はjpgファイルをフルスクリーンで拡大して表示します。（すみません、たまに最前面で表示されないことがあります。）jpgファイルはショートカットでも構いません。
　ロック中にもう一度Ctrlキーを3回押すとロックが解除されます。
　タスクトレイのアイコンをクリックして表示されるメニューの「終了」を押すと、常駐が解除されアプリケーションが終了します。

【補足】
　ロック中はほぼすべてキー入力を横取りして他のアプリケーションには渡しません。が、Ctrl+Alt+Delキーは有効です。
　あと、Windowsキー+’L’キーなども有効です。プログラム的に制御できないための仕様ですが、小さい子供がそのような組み合わせのキーを押せるとは思えないので問題ないかと思います。
　その他、電源ボタンなど通常のキーボードに存在しないボタンは制御できません。もし、電源ボタンを押したらサスペンドするようになっていたら、その設定を解除した方が子供が触っても安心して見ていられます。
　（が、電源ボタンの長押しだけはどうしようもないので、親御さんが阻止してください。うちの子はなぜか電源ボタンが好きです。）

【応用】
　imgフォルダにはサンプル画像としてこちらの画像を使用させていただいていますが、お子さんの写真などお好きな画像を入れていただくことで、お子さんと楽しめるちょっとしたデジタル絵本になります。
　（どのような画像もデスクトップのサイズに拡大して表示するので、縦横比はデスクトップのサイズに近い方が自然に表示されます。）
　画像を当たり障りのないデスクトップ画像にすることで、昔のボスが来たのような使い方もできます。

【免責】
　お使いのノートパソコンについて、お子さんが液晶画面をヒンジが痛む程大きく開いても、キーボードをひっかいてキーを外しまくっても、噛みついてよだれだらけにされても当方では責任を負えません。

1/5追記：ランタイムがないと動かないことに気がついたので修正しました。また、XPで動作確認しました。