WOL Configuration on Linux

Wake On LANの設定のメモ。netplanが入っているUbuntu前提だけど、ほかのディストリビューションでも参考になるかもしれない。

1. UEFIとかBIOSの設定で、”Wake On LAN”とか”WOL”とか”Power On By PCI-E”みたいな設定を見つけてEnableにする。そしたら保存して終了する。設定がなくてもデフォルト有効の可能性があるのでまだ諦めない。

2. つぎにOSを起動してethtoolで設定状況を確認する。引数のYOUR_IFACE_NAMEはたとえばenp6s0とか。

$ sudo ethtool YOUR_IFACE_NAME | grep Wake-on
Supports Wake-on: pumbag
Wake-on: d

“Wake-on”は g でないといけない。こんなふうにethtoolで設定できるが、再起動すると設定が消えたりするのでちょっと試したいとき以外これはやらなくてよい。

ethtool -s interface wol g

永続化のために、netplanの設定でWOLを有効にしたい物理デバイスの項目に”wakeonlan: true”を追記しておく。

$ sudo vi /etc/netplan/NN-YOUR-NETPLAN.yaml
network:
 version: 2
 ethernets:
  YOUR_IFACE:
   ~~~
   wakeonlan: true
   ~~~

netplanの設定を適用して、ethtoolでWOLが有効化されたか確認する。ssh越しに設定を間違うとアクセスできなくなるので注意。

$ sudo netplan apply
$ sudo ethtool YOUR_IFACE_NAME | grep Wake-on
Supports Wake-on: pumbag
Wake-on: g

あとは実際にwakeonlanコマンドとかで起動できるか試してみる。シャットダウンする前にMACアドレスを確認しておくこと。

$ sudo apt install wakeonlan
$ wakeonlan AA:BB:CC....

netplanのドキュメントはここ。
https://netplan.io/reference

netplan以外の永続化方法はここ。
https://wiki.archlinux.org/title/Wake-on-LAN#Make_it_persistent

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