先日報告した”横串会”のロゴマークに対してブログやメールで良い評価をいくつかいただいた。
↑ これは当社のデザイン担当が作成したものであり、非常に嬉しい。
当社では顧客の研究プロジェクトを請け負う際、
プロモーションサポートメニューの一つとして、
希望に応じてロゴマークの作成を実施している。
製品開発にしろ研究開発にしろ、プロジェクトを始めるときには、
ロゴマークを作成することを薦めたい。
プロジェクトのロゴマークには少なくとも以下3つの効果がある。
1)ロゴを作る過程で、プロジェクトの目標がより明確になる。
2)プロジェクトが進行する間、ランドマークであり続ける。
3)外に向けてのメッセージの役割を果たす。
まず、
そのシンプルな形の中に思いを込めるために、無駄な修飾がそぎ落とされ、
”本当にやりたいこと”
”一番大事なこと”
”もっとも伝えたいこと”
を引き出すことができる。
さらに、
シンボルマークがあることで、プロジェクトの向かう方向が共有される。
時間が経過すれば、当初の思いは薄れるし、関係者も入れ替わる。
プロジェクトの目標や狙いは、プロジェクト計画や要件定義書にも
当然記載されるが、それら文書が毎日見られることはまずない。
常に目にするロゴマークであれば、自然と頭の中に刷り込まれ、
関係者全員が思いを共有し続けることができる。
そして、
ロゴマークが露出することにより、メッセージが外に発信され、
PR効果をもたらす。
これもひとつの有効なコミュニケーション手段である。
それだけにデザイナーはヒアリング能力と表現力が求められて大変だが・・・